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おいしけりゃなんでもいい!

身近にある美味しいものを探したい。おいしけりゃ、なんでもいいんだけれど。

目白の有名パティスリー・エーグルドゥースのケーキに感動する

皆さんは甘いものはお好きでしょうか?
筆者は甘いものが好きで、割とジャンキーな甘いものから高級なお菓子、甘いお酒までなんでも嗜ます。


最近では自分の中でお菓子屋さんめぐりがブームになっていて、出かける際はいろいろなパティスリーに顔を出したりしています。
でも色々なお店に行くと新しいお店に行くこと自体が主目的になってしまって、なかなか同じお店に二度目に行くということ無かったりするんですよね。
何度も通っていろいろな物を試して初めてお店の真価は分かると思うのですが、数あるお店から一度目でビビッと来ないお店にもう一度行くというのはなかなか難しいもので・・・。


今回はそんな中でも遠くてもわざわざ出かけて何度もリピートしてしまうパティスリー・エーグルドゥースのご紹介とこの前言った時に食べたケーキもついでにレポートしていきます。

エーグルドゥース

エーグルドゥース目白駅から目白通りを東に10分ほど歩いた場所にあるパティスリーです。
都内のケーキランキングでも常にトップに君臨し続ける名実ともにトップレベルのお菓子屋さん。

オーナーパティシエ寺井則彦さんは国内で「ルノートル」(池袋)、「ラ・ミ・デュパン」(横浜)などで務めた後に渡仏、帰国後は「マダム・ミクニ」でシェフパティシエを務めた後に2004年にエーグルドゥースを立ち上げました。



フランスの街中にありそうないかにもな外観の店内は煌びやかな印象でいつ行ってもお客さんで溢れています。
ショーケースの生菓子はスタッフさんに、焼き菓子類は店内に点在しているものを籠に入れて自由にとるシステムです。

だいたい混雑しているためオーダーの際は少し待ち時間もありますが、名前も一緒に聞かれるため名前が呼ばれるまでは店内を自由に見て回って待つことが出来ます。この辺りは繁盛店ならではのテキパキした対応かと。

エーグルドゥースのケーキを実食

今回は二種類のケーキと知人へのお土産に焼き菓子を何点か購入しました。
エーグルドゥースではケーキの鮮度に気を遣っているため、ものによっては長い持ち帰りはNGを出されるとも・・・。
店内にイートインスペースもありますが、大きなテーブルで他人と対面式のスペースになりますので好みは分かれそうですね。


今回は桜の時期ということもあり、近場にあった良さげな公園で食べることにしました。

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今回購入したケーキはエーグルドゥースの看板ケーキのひとつでもあるカスレットと新作オススメで売り出されていたサブール。

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エーグルドゥースのケーキはお店の華やかさに対してそこまで飾りっけのある感じではありません。
それでも特徴的なシルエットや斬新なアイディアで他にはない味わいを表現しているというイメージ。
これだけ輝かしい栄冠を持ちつつも、実直に美味しさを追求しているんだろうなぁというのが伝わってくるので好きなんですよね。


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まずはサブールから。チョレートムースとイチジク。
ほのかに香る洋酒といちじくのコンポートが大人の味わい。そにあわせるのはやわらかい味わいのチョコレートムース。

この手のケーキはいちじくが割と大人っぽい味わいだからなのか、それにあわせてビターなチョレートの層をあわせるパターンが多いと思うんですが、これはチョコレート層がムース仕立てでふんわりした食感とやわらかい甘みにいちじくの食感があわさって今までにない感じです。

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続いてはカスレット
カスレットはエーグルドゥースのスペシャリテ的なケーキ。
シュー生地を土台にしてカスタードクリームを包み、表面をキャラメリゼしたシュークリームとクリームブリュレが融合したようなお菓子。


エーグルドゥースはカスタードクリームに定評があるパティスリーでもあり、カスレットはその中でもオリジナリティ溢れる代表作。ルフォイユやシュークリームはすでに食べていましたが、カスレットは実ははじめて。


やわらかいカスタードクリームの中にバナナのキャラメリゼが顔をだしアクセントを加える。まさしく正統派のお菓子といった味わい。オリジナリティに溢れていても味わいは直球勝負で非常に好感が持てます。

エーグルドゥースの載っている書籍


今回ご紹介したカスレットと同じく定番のシュークリームは2016年6月号のdancyuにてレシピが公開されています。

これによるとカスタードクリームもシュークリームなら濃いめ、カスレットなら軽めと味わいを変えているそう。
ひとつひとつのお菓子に対して"こういう表現がしたい"というのが伝わってきますね。
寺井シェフのこだわりが垣間見える記事になっていますのでぜひご覧ください。

エーグルドゥース 味の美学

エーグルドゥース 味の美学

ちなみに寺井シェフはレシピ本も出版しておられます。
以前立ち読みしましたがかなり濃い内容に一時間くらい読み込んでしまいました。
かなり専門的な手法も公開されており、お菓子作りに興味のある方やパティシエの方にも参考になる書籍なのではないでしょうか?


生菓子も焼き菓子も完成度が高く、エーグルドゥースは総じて非常にレベルの高いパティスリーだと思います。ぜひ目白近辺に行かれた際は立ち寄ってみてくださいね。
ちなみにこの前お店に伺ったときには夏くらいからは月曜と火曜が定休日になると記されていましたので行かれる予定のある方はご注意を!

デコポンじゃないの?謎の柑橘、デコ八女の正体に迫る

最近本当に色々なフルーツがあってフルーツ好きとしても嬉しい限りなのですが、これとこれどう違うの?っていうのが多すぎて市場が混乱しがちなのもいかがなものかと思っています。


フルーツも高級品になると一大産業でしょうから、生産地各所気合が入っているのはいいことだと思うのですが、もう少しだけ分かりやすくして欲しいかなというのも本音でしょうか。


今回はそんなフルーツのお話です。

商品名≠品種名のフルーツが増殖中

近年のフルーツ市場を果てしなく複雑にしている要因はここにあるかと思います。
すなわち一般的に知られているフルーツの名前が品種の名前とは異なる商品名だったというパターンです。


代表的な物で言えば以前に当ブログでもご紹介した「デコポン」。
デコポン熊本県のJAによる登録商標であってフルーツそのものの名前ではありません
もともとは不知火と呼ばれるフルーツで、現地ではさして珍しくも高級でもないフルーツ。
これにブランド価値を付けたものがデコポンなワケです。


bollet.hatenablog.com
デコポンについて紹介した記事


bollet.hatenablog.com
デコポンを追熟させてみたお話

他にも有名なもので言えば太陽のタマゴ。もともとはアーウィン種と呼ばれるマンゴーに宮崎県が独自に名前をつけブランド化した商品。
この辺りは特にブランド化が成功したため、もはや品種名に近い感覚で親しまれていると思います。


しかし世の中にはそこまで有名になれなかったブランドフルーツがたくさんあって、近年のフルーツ市場の活気から一般の売り場にも並ぶことによってなにがなんだか感が強まっているように思うのです。

今回は筆者が今年初めて見かけたややこしいフルーツの一例をご紹介します。

デコポンならぬデコ八女

なんというか、出会ったその瞬間から抗えぬ魅力を感じてしまったわけであります。
もう、そのネーミングからして二番煎じ感がすごい。
いや、別に全然アリなんです。悪くないんです。先に言ってきますけど味も美味しいんです。


でもね、なんかね。
こう。
もっと別のネーングなかったのかな?と思わずにいられないんです。笑


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見たまんまデコポンです。


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比べてみてもデコポンです。というか、まあ不知火ですね。


ここまできて、あんまり細かく説明する必要もないかと思いますが、今回筆者が購入したのが「デコ八女」という不知火。
ググってもあまり情報が載ってませんが、おそらくは福岡県八女市の特産品なのでしょう。


デコポンのように糖度や酸度の基準も公にされていないのかもしれませんが、味わいとしてはデコポンとほぼ遜色ないのでそこそこの基準なのだと思います。デコポンと比べると少しみかん感が強いかなという印象もあるかな。


まぁ、正直一般的に言えば誤差の範囲だと思います。どちらも質の良い不知火であるということは間違いありません


調べてるとこの手の商品名は他にもあるようで、デコタンゴールとかヒメタンとかとも呼ばれているそう。こちらは商標ではなく一般名称なのかもしれません。

とにもかくにもややこしい

というワケでとにかもかくにもややこしいフルーツの名称についてのお話でした。
でもそんなことを思いつつ見たことない名前の奴はついつい買っちゃうのがまさしく生産者の思うつぼなのだろうなあ。笑
見たら明らかにデコポン・・・というか不知火だって分かるんですけどねえ。
ついつい食べてみたくなっちゃう。実際にデコポンとは確かに違うんですよねえ。それがまた面白くて・・・。


福岡県産 デコ八女 4L 5kg 15玉入り

福岡県産 デコ八女 4L 5kg 15玉入り



皆さんも気になったらぜひ食べてみてくださいまし。
個人的にはデコ八女の方がフランクな感じがして普段食べるにはいいかもしれません。

デコポンを熟成させる。保存方法や賞味期限はどう考えるべきか?

少しずつ暖かな気候になってきた今日この頃。
スーパーのフルーツ売り場も徐々に冬物が姿を消して、春物で埋め尽くされつつあります。
気の利いたフルーツ売り場なら早くもマンゴーやサクランボが並び始めていますよね。


さて、今回はそろそろ旬を過ぎようとしているデコポンについて。
柑橘類の中でも上位でデコポン好きの筆者は、実は去年の12月ごろからある実験を試みていました。
今回はその実験の過程と結果についてお伝えしようと思います。


ズバリ、今回試みたのはデコポンの熟成(追熟)です。

デコポンって何?という方はこちら記事を参考までに・・・・。
bollet.hatenablog.com

フルーツの熟成

熟成というとみなさんは何を思い浮かべるのでしょうか?お酒の世界ではワインの熟成については昔から認知されてきました。
最近では肉の熟成、魚の熟成と熟成という言葉がグルメ業界では一種のブームのようになっています
それと同時に多発する食中毒問題の観点からも、熟成というキーワードは素人が安易に手を出していい領域ではないという意見も多く聞かれます。


それはそのはず。なぜなら熟成というのは腐敗へ至る過程を指すものであり、一歩間違えれば腐ったものを食べて身体を壊すことになってしまうからなんです。
腐敗と熟成の境界線こそがある意味で最高に美食の極地を体験させてくれる場所であるわけですが、それを判断するのは人間の経験と知識。いとも簡単にその境界線は踏み越えられてしまうわけです。


さてさて、熟成についてのアレコレは専門家に任せると致しまして、今回はフルーツの熟成について焦点を当ててみます。
例えば桃や洋ナシ、キウイフルーツが固い状態から徐々にやわらかくなりしだいに食べごろを迎えるのは知られていますが、これも熟成です。
フルーツの熟成には大きく分けて収穫される前段階の熟成(成熟と呼んでもいいかもしれません。成長による味の変化ですね)収穫後の追熟と呼ばれる熟成の2パターンに分けられます。


当然、前者の熟成は農家さんが各自で経験と知識とを総動員して行う熟成であり、私たち消費者は関与することは出来ません。
たまに商品名に゛木熟"などという言葉が入っているフルーツがありますが、これは木の上で限界まで熟成させましたと言うアピール商品です。生産者や商品によっては、このようなことを記していなくても限界まで熟成させて出荷する人もいるなど、フルーツ業界における熟成という言葉もまた人や団体によるさじ加減で決まっているワケです。


僕はここ数年フルーツブームがきていて、様々なフルーツを食しましたが「完熟させてあります」という売り文句でもあまり熟成感を持てなかったり、その逆もまた然りで、結局は我々消費者が自己判断で購入してからのフルーツの最高の状態を見抜く意外に美味しいフルーツを食べる術はないということを思い知ったのです。

デコポンを熟成させる

では、今回の本題に入りましょう。
以前飲食店でデザート代わりに供されたデコポンを食べた時に感動したことがありました。デコポンはそもそもが厳しい規定によって出荷時にチェックされている商品なので、個体差も少なくどれも美味しい印象でしたが、その時食べたデコポンは明らかに異なる味わいでした。


お店の方にきくと「最善の状態になるまで自家熟成(追熟)させています」とのことで、これはぜひとも自分で再現してみたいとなったわけです。
というわけで去年の12月、ハウス栽培のデコポンが売り出されたころに買ったデコポンを熟成させる実験がはじまりした。

熟成期間は三か月

お店の人に聞いたところ、そのお店では「個体によって熟成期間は異なるもののおよそ1~2か月は寝かせておく」という話でしたので、今回は三か月のスパンで熟成を試みることにしました。


そして三か月後、ちょうどハウス栽培物もそろそろ露地物に切り替わるというタイミングで新たに市場に並んだデコポンも購入して比較してみることにしました。

熟成の神秘

まずはその見た目からご覧いただきましょう。

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こちらが三か月我が家で寝かせたデコポンです。
これだけ見ると普段からデコポンを意識して見ていない人にはピンとこないと思うので比較用に買ったばかりのデコポンと比べてみました。

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その差は一目瞭然です。
まずデコポンの象徴であるデコ部分がしぼんでいます。というか全体的に確実にしぼんでいます。


触ってると買ったばかりのものはハリがはり皮に硬さも感じますが、熟成させた方は言ってしまえばブヨブヨです。
これはもはや腐敗しているのでは・・・という嫌な予感も感じつつ皮を剥いてみました。

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中は普通です。グチョグチョになっているのでは・・・という不安もありましたが意外なほどに普通です。しかし実自体もかなりやわらかくプヨプヨしています。例えるなら赤ちゃんのほっぺみたい

この触感、あの時食べたお店のデコポンに近いぞ・・・。いっきに期待が膨らみます。



食べてみました。



・・・・。



ウマイ!


これはウマイです。


普通のものと比べて明らかに濃縮された味わい。甘みがすごく強い。
加えて最大のポイントは白皮の部分がおどろくほどやわらかい
デコポンは皮ごと食べられる柑橘ですが、ミカンではないのでどうしても白皮がひっかかるときがあるんです。しかしこれにはそれがまったくない。
まさにあの時お店で食べたデコポンと同じ印象をうけました。

果物は熟成している

今回の実験は成功といっても問題ないでしょう。
しいていえば少し寝かせすぎたのかも、という印象はうけました。
寝かせすぎてたせいか甘みは限りなく強いのですが、酸味が飛び過ぎて野暮ったいと言うか、ほぼミカンに近い味になってしまっていたんですよね。


お店の人がいっていたように一か月から長くて二か月くらいの期間が良いのかもしれません。
来年はぜひもう少しまとめて買って熟成に挑戦してみたいとおもいます。


今回の実験で果物が日々変化しているということ、その変化はちゃんとコントロールしてあげれば間違いなく味わいを深めることに繋がることがわかりました。

それと同時によく柑橘の賞味期限とかでみかける「10日くらい日持ちする」みたいなのはなんの根拠もないことであることがわかります。
いったい何をもって食べられない、賞味期限とするのか、賞味期限ってそもそもなんなのか、ということを考えさせられる実験でもありました


もちろん長い間放置することは腐敗にもつながります。場合によっては10日でダメになることもあるでしょうが、適切な管理をして寝かせていればむしろ数か月程度であれば余裕であることが分かりました。


これを機に今後もさまざまなフルーツの追熟に挑戦していきたいと思います。


なお、今回はデコポンを風通しのよい場所で保管していました。熟成には湿度や温度も密接に関係します。乾燥しすぎていても湿りすぎていてもダメですし、暑すぎても寒すぎてもダメだと思います。挑戦される方はぜそのあたりも考慮して挑戦するようにしてください。

美味しいを感じたシャンパンを記録していく②「ルイ・ニケーズ ルイ・パル・ロール 2008」

僕はシャンパンが好きですがそんなに日々シャンパンを口にできる機会に恵まれてはいません。
世間一般の平均から考えれば、人よりは飲んでいると思いますが、シャンパンファンの方々と比較したら手も足も出ないレベルです。


そんな筆者にとって"美味しいを感じたシャンパン"に出会えることはとても貴重な経験です。
先日は日本に200本程度しか輸入されていない貴重なシャンパンを飲む機会に恵まれました。


それが"ルイ・ニケーズ ルイ・パル・ロール 2008"。


前回ご紹介したフランソワ・スコンデのクラヴィエに勝るとも劣らないここ数か月で非常に美味しいと感じたシャンパンでしたので、久々にシャンパンのご紹介をさせて頂くことにしましょう。

bollet.hatenablog.com

新進気鋭の作り手、ルイ・ニケーズ

ルイニケーズは新進気鋭の作り手であり4代目ルイニケーズとして活躍するロールとその夫であるクレモンによって率いられるシャンパーニュです。
クレモンはシャンパン界の中でも特に評価が高くお値段も高い通好みのジャックセロスで栽培や醸造に携わった経験のある実力派
外からの新しい風を取り入れ、新しいスタイルを確立しつつある作り手でもあり、今非常に注目されているブランドでもあります。


もともとスタンダードのレゼルヴを飲んだことがありましたが、値段帯の割にしっかりとした味と良い意味での粗さのようなものを感じ、大手の作り手にはないフレッシュでエネルギッシュな味わいに好印象を持っていました。


しかしこの手の小さな生産者は味のブレも大きく、逆に言えばブレをいかに抑えられるかも実力の内。
今年になってひさびさにレゼルヴを飲んだ時に、正直「うーん・・・」と思ってしまったんですよね。
なんというか、粗さだけ残ってエネルギッシュな部分がどこかにいってしまった印象を受けていたんです。


そんなこともあり、今回ルイニケーズの限定ボトルに巡り合ったときも正直そこまで乗り気ではなかったのですが、一度好印象を持った作り手の気合の入ったボトルということもあり挑戦することに・・・。


そして結果は大成功だったというワケで、今回ここでご紹介するに至ったというワケです。

ルイ・ニケーズ ルイ・パル・ロール 2008

"ルイ・ニケーズ ルイ・パル・ロール 2008"はオーヴィレ村(ルイニケーズの拠点)特有の石灰質土壌で仕上げたシャルドネを80%、砂利質の畑で育った優れたピノ・ノワールを20&の割合でブレンド。

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実際に飲んでみるとルイニケーズ特有の香味が感じられる。この作り手には個人的にはマスカットのような香りに感じられる香味が他のシャンパンより強く出るんですよね。
おそらくこれがミネラル感なんだろうか、とも思っているんですが、本来シャルドネの比率があがるとミネラル感は強まるはずなんだよなー。これはシャルドネ比率の少ないレゼルヴよりもその風味は穏やかなのが面白いんですよね。


ルイニケーズのスタンダードライン・レゼルヴと比べると熟成感もありリッチなボディで、荒々しさの少ない洗練された味わいが印象的。口当たりもやわらかく、しっかりと味わいが広がっていく。それでいて重すぎない印象でしょうか。僕が好きな傾向の味わいです。

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ボトルネックにはしっかり2008のヴィンテージ表記が。
シャンパンは通常様々な年のワインをブレンドしますが、特別いい出来であれば単一年でボトリングすることも。それだけ自信があると言うことです。



ルイニケーズは日々進化を続ける気鋭の作り手としてメディアやグルメな方々にも注目されているシャンパン。
まだまだ粗削りな部分もあるとは思うんですが、ワンランク上のものを試せたことで今後も注目し続けたい作り手だなと再認識しました。


より美味しく完成度の高いシャンパンを目指して頑張ってほしいですね。

ルイニケーズ、皆さんもぜひ!

残念ながら"ルイ・ニケーズ ルイ・パル・ロール 2008"は国内入荷がかなり少なく、もう在庫は残っていない模様です。
しかしワンランク上のボトルだけにお値段も少しはりますから、興味のある方はぜひリゼルヴからお試し頂ければと思います。

筆者は試したことはありませんが、他にもアマゾン経由で購入できるボトルもあります。

ぜひ特別な日のシャンパンにしてみてくださいね。

信州を代表するお菓子・市田柿のバターサンド(市田柿ミルフィーユ)がとっても美味しい。

長野といえばやたらと縦に長い日本列島中心部辺りを陣取っている県。
日本の都道府県で最多となる8個の県との県境を持ち、長寿県や済みたい県、旅行に行きたい県としても根強い人気を誇る場所ですよね。


自然が豊かで空気も澄んでいるからか、様々な作物が豊富にとれる場所でもあり、北と南では気候も異なるためその種類は多岐にわたります。
そんな中で様々な名産がお土産物やお取り寄せなどで人気を博していますが、今回は最近筆者がハマっている市田柿バターを取り上げることにしましょう。


スイーツ代わりにもお茶請けにもおつまみにもおみやにも。
様々なシーンで活躍する事間違いなしの絶品アイテムですので、ぜひチェックしてみてください。

市田柿とは?

まずはそもそも市田柿とはなんなのか、という話ですよね。
市田柿は長野南部で主に生産されている柿の品種です。
中でも現在の長野県下伊那郡高森町、旧市田村で生産されていたことからこの名で呼ばれています。



基本的には干し柿用の品種で、干し柿としては日本最大の生産量を誇るとされ、長野土産としても上位に名のくるアイテムでもありますね。
特にポリフェノールの含有量が高く、健康食品として注目されることもあるようです。


最近では県外のちょっと気の利いたスーパーなどのドライフルーツやフルーツ売り場に陳列されているのもちょくちょく見るような気がします。
それほど「干し柿といえば市田柿」というイメージが強いのかもしれませんね。

市田柿バターサンド

さて、そんな市田柿の関連商品で一時メディアなどでも取り上げられ話題になったのが今回ご紹介する市田柿バターサンド、またの名を市田柿ミルフィーユです。


もともと干し柿は乳製品との相性が良いと言われており、生産農家さんは以前よりこの組み合わせを楽しんでいたのだとか。
同じ乾燥果物で味にも共通点の多いレーズンで作るレーズンバターなんていうものがあるわけですから、基本的にこの手の食材同士の相性は良いのかもしれません。


そんな話題を耳にして興味がわいた筆者はさっそくお取り寄せしてみたしだいです。
それがコチラ。



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複数のメーカーから発売されているようで、今や市田柿のみに限らず様々な干し柿でバターサンドが作られているようです。
そもそも商品化し始めたのはどこが最初なのかは分かりませんが、いずれにせよこの組み合わせは間違いなようですね。


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裏面を見てみましょう。
「国産バターと自然な甘みをーを持つ干し柿の絶妙なマッチング、お酒のアテにも最適だよ!」と書かれています。
お酒の例でシャンパンを出してくれるあたりに好感が持てます。笑

市田柿バターサンドを食べてる

さぁ、いよいよ実食です。

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スライスして盛り付けてみました。
ベースは和の干し柿ですがバターサンドされることにより洋の要素も加わり、ノリタケのプレートにもよく映えます。


口に含んで食べてみると、まず初めは干し柿のねっとりとした食感が広がり、そのあとからバターの風味とほのかな塩味が追いかけてきます。
これはおいしいですね。とても上品で繊細なスイーツです。


繊細な甘みが紅茶やブランデーなどのアテにとてもよろしいのではないでしょうか?


今回購入したのは燻蒸タイプですが・・・・




燻蒸していないタイプのものや



カルピスバターを使用した高級バージョンも存在しています。


以前に燻蒸していないタイプのものを食べたことがありますが、燻蒸タイプと比べて水分量が多いのか、よりねっとりした食感に濃厚な味わいで個人的には燻蒸したものより美味しかったと記憶しています。
ただし燻蒸していない分保存期間が短いということもあってか、お値段は倍近くになってしまいます。


カルピスバターを用いたものは食べたことがないのですが、間違いなく美味しいでしょうね。

市田柿バター、ぜひお試しあれ

一度食べたら病みつきになること間違いなしの市田柿バター。
ぜひお取り寄せしてお茶やお酒のアテ、食後のデザートやおやつ代わりに利用してみてください。


さまざまなメーカーから発売されていて、各々食感や味のバランスにも多少の差があるようなのでお気に入りのメーカーを探し当てるのも楽しいかもしれませんね。

美味しいチョコレートを感じる、モランのカカオ100%タブレット「チャンチャマイヨ」

クリスマス、バレンタインと一年で最もお菓子が消費される時期を過ぎて、まだホワイトデーを残しているとはいえ徐々に世間的なチョコレート熱は収まりつつある初春の候、皆さんいかがお過ごしでしょうか?


チョコレート好きとしてはイベントなどに振り回されず年中美味しいチョコレートを探求すべし。

ということで今回は以前の記事でも紹介した筆者が今最も注目するショコラトリー「モラン」のとあるタブレットチョコレートをご紹介します。


bollet.hatenablog.com

清涼感溢れる異色のカカオ100%タブレット「チャンチャマイヨ 100%」

今回ご紹介するのはチョコレートファンでも難色を示すことも多いカカオ100%のチョコレート、ショコラトリー・モランのチャンチャマイヨの100%。

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サロンデュショコラにて購入したチャンチャマイヨ100%。すでに開封してから撮影したため若干汚いのはご愛嬌。


ペルーと特別に親交の深いショコラトリー・モランは、同国内だけで8つの地域とカカオ取引の契約をしており、いわゆるシングルオリジンと呼ばれる地域の個性(ワインでいうところのテロワール)を意識したチョコレート作りに精を出しています。


チャンチャマイヨはペルーにある地名で、アルプス山脈の麓に位置しており、コーヒー豆の産地としても知られる場所です。


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通常砂糖や油分などの添加をして成形されるチョコレートを、一切の添加なくカカオマスのみで作られたのがチャンチャマイヨ100%
原材料表記にはカカオ豆のみの記載。まさにカカオそのものの味をダイレクトに感じられ一品です。


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パッケージの裏面には四代目当主となるフランクさんの写真も載ってます


モランでは他にも63%のチャンチャマイヨをスタンダード商品として販売していますが、この37%に砂糖やらなんやらが加えられているわけであり、その部分までも全てカカオで埋め尽くされた素材そのものの味ともいえるこちらの商品。


チョコレートファンとしては興味をそそられずにはいられないというわけでありす。

カカオ100%チョコレート「チャンチャマイヨ 100%」をいざ実食!

さぁ、いよいよ実際に食べてることにしましょう。

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割ってみました。


香りを嗅いでみると素晴らしく華やかでしっかりとした香りが広がります
この時点で素性の良いチョコレートであることが分かります。



口に入れて味わってみます。まずは噛まずに口の中で転がして口内の温度で溶かしてフレーバーを感じます。
とても鮮烈な香りが広がりますね、ちょっとスパイシーでフルーティー


思ったより苦味は強くないですね。その分酸味があとからしっかり追ってきます。
ここは"酸味の魔術師"と言われる同ブランドらしいかな。
酸味も嫌らしくなく、柑橘系フルーツのようなフレーバーのある酸味というんでしょうか。



咀嚼してみます。


驚いたのは、通常カカオ100%チョコレートは余計な油分などの添加もないためザラついたり、口どけに難があるのですが、これはあまり違和感を持ちません。

カカオ自体の持つ油分が多いのか、製法の違いなのか、細かいところは分からないのですが、例えば市販でそのあたりのスーパーに売っている大手のカカオ80~90%のチョコレートと比べても口当たりはかなり違います。


苦みや収斂味もあるものの酸味が強く出てくるので気になりません。
むしろ、例えばコーヒーで酸味のあるものが苦手な人にはきついかもというくらいの酸味があります。
コーヒーの酸味は割と経験ありますが、カカオでここまで酸味を出してくるのはモランくらいしか経験ないですね。

ショコラトリー・モランはやはりすごかった

正直これ単体でずっと食べていたいようなチョコレートかと言われると、答えはです。
多分もうこのタブレットを買うこともないと思います。


でもモランのチョコレートの持つ繊細でフルーツっぽい酸味のルーツを感じ取れた商品でした
あまりはお酒のアテにちょこちょこ食べていきたいと思います。


風味はとびますが、ちゃんと保存していればある程度長いスパンで楽しめるのもタブレットチョコの魅力。
これは毎日ひとかけずつ食べるだけでも満足出来そうです。


皆さんも機会があればぜひショコラトリー・モランのチョコレートを、「チャンチャマイヨ100%」もぜひ一度経験してみて頂ければと思います。

【ハーモニカ横丁から定番の元祖丸メンチ・さとうまで】吉祥寺で食べ歩きをしたのでおすすめのお店を紹介します

食べ歩きもたまにはいいものですよね。


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先日、少し暖かくなってきたということで、普段はあまり足を向けない吉祥寺へ。
井の頭公園などを散策しながら小腹が減ったので公園のある吉祥寺南口から北口の方へ。


アトレが思いのほか良いショップが充実してるなーと感心しながら北口へ出ると、南口の閑静な感じとは打って変わって雑多な商店街で賑わう異国情緒すらも感じる雰囲気を味わうことが出来ます。このギャップも住みたい街No.1に君臨し続けるための条件なのでしょうか?



筆者は吉祥寺は公園側には昔たまに通っていた飲食店があったりしたので何度も来ていましたが、実は北口は今回が初めて
せっかくですから商店街を中心に散策。お昼代わりに食べ歩きでもしましょうと相成りました。


というワケで今回は、行ったお店の中で特に印象の残った三店をご紹介したいと思います。
なお、複数人で連れ立っていったため写真は思うように撮れず、今回は文字のみでのご紹介となります。ご容赦ください。

元祖丸メンチカツがうまい!「さとう」

吉祥寺近辺の方や食べ歩きグルメ詳しい方には今更過ぎて笑われてしまうであろう吉祥寺北口界隈の代表店が「さとう」。
基本は精肉店でしゃぶしゃぶ用やすき焼き用のお肉を買うことが出来ますが、長蛇の列を成してまで皆さんが買い求めているのはメンチカツ。


元祖丸メンチカツと銘打たれたメンチカツは揚げたててで提供され、肉汁がほとばしる絶品メンチカツ。
当日は15分くらい並びましたが、それでも短い方だと言われました。


夕飯の惣菜として10個くらい買い込んでいく人も多く、全てその場で揚げたてたものが提供されるため時間がかかるのも仕方ないところ。


今回はいくつか他の商品も買って食べてみましたが、、、
なるほど。みなさん例外なくメンチカツばかり買っていくのが分かります。


もちろん他のものも美味しいのですが、一番の違いはメンチカツ以外は揚げたてではないので冷たい点。
メンチカツの溢れんばかりの肉汁攻撃を受けた後だと印象が薄いんですよね。
食べ歩きでメンチカツを食べる際は肉汁にご用心。中途半端にかぶりつくと肉汁が飛び散り悲惨な目にあいます。笑



それにしても近場に住んでいる人はここで自宅用の精肉を買うついでにメンチも変えるわけですから羨ましい。
近所にあったら間違いなく通い詰めてしまいそうです。こういうお店が近所にあったらいいなぁ。


www.shop-satou.com

肉汁満載の「上海 焼き小籠包 吉祥寺店」

続いて訪れたのは「上海 焼き小籠包 吉祥寺店」
駅側の通り沿い、ちょうどアトレ入口の向い側あたりでしょうか。


赤い看板が目を引く、ハーモニカ横丁の入り口に位置するお店。
小龍包は小龍包でも焼き小龍包がウリのお店。


焼き小龍包は4個入りか6個入りを選べるようですが、他にもメニューがいろいろありましたね。
この手の中華系のお店はどうもメニューがわかりづらい節があるような気もしますが(というよりもやたらとメニューが多い?)、
今回は焼き小龍包が目当て。その点では焼き小龍包については分かり易かったのでオーケーかな?


日によってこちらはも行列必死とのことですが、作りおきなので待つこともなし。すぐにありつくことができました。



さて実食。小龍包と言えば猫舌には優しくない食べ物として有名ですが、この日はあまりお客さんも多くなかったのか、作ってから時間が経っていたようで温いを通り越して若干冷めていました。苦笑


まぁ、味は美味しいのでこれはこれで良いでしょう。食べ歩きだし、そんなに高いわけでもないので。
ただ人によっては結構いらっとする人もいるかも。「小龍包は熱くてナンボでしょ!」という方はある程度人が多くて商品が回転していそうな日にチャレンジした方がいいかもしれせん。


味はしっかりした味付けでビールが欲しくなりそうです。夏場とかにきたら間違いなくビールも一緒に頼んじゃうでしょうなー。
今度はもう少し人が出ているときにチャレンジしてみたいです。

www.yaki-syouronpo.com

アツアツのあんこがたまらない「天音」

ハーモニカ横丁の中に入り込んだ路地にある天音。たい焼きをウリとした和菓子のお店です。
こちらではたい焼きは"たい菓子"と呼ばれています。
「たい焼きを求めていったのにメニューにたい焼きがない!」と一瞬戸惑ってしまいましたがちゃんとありました。


オススメは「羽根付きたい菓子」。
羽根のついた薄皮のたい焼きぎっしりと上品な甘みのあんこが。
書いたてなら中はアツアツ。先ほどの小龍包よりも熱くて若干火傷気味に・・・笑


おだんごなど他の商品もどれも美味しく、和菓子好きの筆者としては定期的に通いたくなるお店でした。

吉祥寺は食べ歩きにも適した良い街です

ざっと有名店をはしごしてきましたが、吉祥寺が人気のエリアである理由が分かる気がしますね
東京なのに東京っぽくないというか、商店街なんかは活気のある地方の駅前を思い出す感じもありつつ、お店のクオリティは高いし、少し歩けば井の頭公園があったり閑静な住宅街もあり、中央線沿いですぐに都心にも出れるし、確かにスゴク住みやすそうな街だなと再認識しました


都内でも新宿以西はあまり開拓してこなかったんですが、これを機にもっと新宿以西の魅力を感じたいと思った吉祥寺散策でした。