おいしけりゃなんでもいい!

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シャンパンにハマった筆者が伝えたいシャンパーニュの魅力とは?スパークリングワインのキングたる所以。

ここ一年くらいでシャンパンという魔の飲み物にハマってしまいました。


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これが非常にやっかいで、普通のワインと違って発砲アルコールであるシャンパンは開けたら比較的すぐに飲まないといけません。
これは自分で家で飲むならともかく、飲食店にとってはリスキーな商品になるのであまりグラスで飲ませてもらえません。


加えてシャンパンは普通のワインと比べると高価。
高価なうえに物持ちしない―なんとセレブリティ溢れる飲み物なのでしょうか・・・



でも一度シャンパンの魅力にとりつかれると逃れられない。そんな魅力がシャンパンにはあります。
今回はそんなシャンパンの魅力を少しでもお伝えして、
シャンパンファンを増やすことを試みたいと思います。



シャンパンファンが増えることで飲食店でグラスシャンパンの需要が増えたり、
酒屋さんでもコスパの良いシャンパンがどんどん紹介されれば嬉しいですな。


シャンパン歴1年程度の初心者がグタグタ書いてますのでその道の方からすれば戯言かもしれませんが、
お手柔らかに、なんなら意見とか頂けると嬉しいなとか思ったりも・・・。

シャンパン→シャンパーニュ、星を飲むお酒。

シャンパンとはそもそもどんなお酒なのか?


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シャンパンとはフランスのシャンパーニュ地方で厳格な規格をクリアした発泡性のワインにつけられるブランドのようなものです。
正式名称はシャンパーニュで、生産国フランスは出来ればシャンパーニュと呼んでほしいと呼びかけています。
日本で呼ばれるシャンパンという略称は日本独自のもので、あまり海外でこの呼び方はしないのだとか。

とりあえずロマンチックなお酒

シャンパンはとにかくロマンチックなお酒です。


生産地であるシャンパーニュ地方では、
グラスに注いだときの数多の泡を星に例えて「星を飲む」と表現する人もいるのだとか。
洒落すぎててクサイですね。いわゆるエスプリが利いてるってやつなのでしょうか?




ハリウッド映画の往年の名作カサブランカハンフリー・ボガード扮する主人公がヒロインに「Here's looking at you, kid(君の瞳に完敗)」と言った時に飲んでたのもシャンパン。
この時飲まれていたのは「マム コルドン・ルージュ」と呼ばれるシャンパン。

マムコルドンルージュ750ml ボックス入り

マムコルドンルージュ750ml ボックス入り

F1の表彰式でも使われる非常に有名なシャンパンブランド。



このようにシャンパンはとにかく洒落てるドリンクなんです。
結婚式の乾杯やお祝い事の時にシャンパンを飲んだことのある人も多いのでは?


でもシャンパンの持つ魅力はこんな見せかけのものではないんです。
むしろこの辺の事情がシャンパンの持つ本当の魅力を見づらくさせているような気がします。

シャンパンの魅力と特徴とは?

では具体的にシャンパンの持つ魅力や特徴について語りたいと思います。

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特異な土壌

シャンパンの造られるシャンパーニュ地方は特異な土壌を持っています。一概にブドウの造りやすい土地ではないので、大体の製品は複数のヴィンテージ、 複数の畑、3種類のブドウ品種をブレンドして味の均質化を図っていますが、中には単一ヴィンテージ単一品種にこだわったものも多くバリエーションの豊富さに繋がっています。


瓶内で発酵を行い泡を自然発生させる

シャンパンの最大の特徴は一度普通に発酵させて作ったワインを瓶内でもう一度発酵させることで泡を液体内に閉じ込める製法にあります。

これを意外と知らない人が多いのですが、
シャンパンの泡はある意味で自然に発生したものであり、人為的にガスを入れて生まれたものではないんですよね。


その他もろもろ

フランスっていう国は自国で生産される商品に並々ならぬプライドを持っています。
国レベルでAOCという規格を作って、その規格をクリアしないと名乗れないものってすごくたくさんあるんです。


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シャンパーニュというお酒のブランドもAOC法上のもので、
これは栽培、醸造法といった生産条件において細かく決められています。
この規格に則らないとシャンパーニュの名は冠せないわけです。



この規格をクリアするかどうかで劇的に味が変わるわけでは当然ないんですが、
経験上フランスのAOC法に則ってる食品の中にはお酒も食材も頭ひとつ抜けているものが多いと思います。


これは多分作り手自信が自国のAOCという規格を誇りに思っていて、
気合を入れた商品はAOCの規格をクリアしようと努力しているからなんじゃないかなと個人的には考察しています。


形だけのブランドとかは嫌いです。


でもハイレベルなブランドには確かにその意味や価値があるなというのも分かりますし、
シャンパンだから一概に美味しいわけじゃないけど(正直値段と全く釣り合わないのも多々あると思ってます)
同じスパークリングワインだったらシャンパンという括りの中での方が外れも少ないし、
抜けて美味しいものも見つけやすいというのが僕の考え(だからこそシャンパン以外から安くて本当にうまいのを見つけてくるお店の人とか輸入者さんなんかは本当にすごいなって思いますね。)


シャンパンはそんなに難しいお酒じゃない?

お酒好きな方でも敬遠しがちなシャンパン。
その理由は大きくわけて2つ。値段の高さ保存性の悪さにあると思います。

ここでは絶対的な値段の高さの問題はとりあえず置いていおくとして、
シャンパンの保存性、泡の持続性について個人的な見解を少し。


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それはシャンパンの泡はあくまで瓶内で二次発酵させることによる副次的なものであると思うと言うこと。
この発酵はもちろん泡を生み出すために行われる側面も強いのですが、
発酵を二段階行うことで、より複雑かつ繊細な味わいを生み出すことの方がメインなのではないかという話。



事実シャンパンは普通の白ワインでは出し得ない香味を持っていることが多く、
この複雑さがシャンパンの最大の魅力だと僕は思います。
僕はつねづねシャンパンはある程度泡が抜けても美味しいと主張しているんですが、
なかなかこれを理解してくれる人って少ないんですよね。。。



もちろん抜け切ってしまうまで放置されたものは論外なんですけど、
シャンパンの泡って、ちゃんと専用の栓を使えば減り具合とかにもよりますが3日くらいは持つんですよ。
一日2杯ずつ飲んでいけば三日目も十分美味しく楽しめます。


モノによる部分もある・・・

僕なんかはシャンパン開けるときは一日1.5杯くらいを4日くらいに分けて飲むんですけど、
最後まで美味しいのはさすがに低価格帯だとそんな多くないですね。



逆にあんまり経験ないけど、
ヴィンテージシャンパンとかは開けて3日目くらいから本領発揮するなんて言う話もあるみたい。
ここまでいくとマニアな感じになるから踏み込まないようにしてますけどね。



でもその辺で買えるレベルのシャンパンでも何日かに分けて楽しむことは十分可能だと思うんです。
少なくとも絶対その日に空けてしまわなければならないようなものではないハズなんですよね。
(ただし残量が減れば減るだけで発砲感はなくなりやすく、酸化もしやすいので注意)


そして発砲ワインでここまで時間かけて楽しめるのはシャンパンくらいじゃないかなと。


最近では同じ瓶内二次発酵系のスペインのカヴァとか、
イタリアのフランチャコルタが手に入りやすくなってきたので、
家飲みにはこの辺もオススメできるかもしれません。


ただ結局この辺のも1000~2000円前後のあきらかにシャンパンより安い値段帯のものは味も薄いし、
発泡感重視で、発砲感がなくなってくるとシャバつくものも多い印象ではある
かなって感じはします。


だからシャンパンだけがいいっていうことじゃないんですが、
カヴァやフランチャコルタの値段に対してシャンパンの値段おかしくないか?無意味なブランド価格?
ってことじゃなくて、シャンパンと同じアベレージのクオリティをこれらに求めたら、
結局ほとんど値段帯の差は少なくなるだろうなと思うんですよね。


もちろん総合的なお手ごろ感はカヴァなんかは素晴らしい思いますし、
同じフランスならクレマンというお酒などが存在します。
こういった中から値段も手ごろで味もシャンパン級のものを見つけ出すのも楽しみの一つではあると思いますね。


ぜひシャンパンの魅力を感じてほしい。

ちょっと長くなりましたが、
シャンパンへの熱い想いのたけを吐き出してみました。
少しヒートアップしすぎてしまった・・・。ごめんなさい。


なんだかね、やっぱりシャンパンにはまったとかいうと奇異の目で見られるんですよ。
確かにちょっと高いけど、それだけの価値のあるお酒なんだけどな・・・。


勘違いしないでほしいのはシャンパン以外のスパークリングワインもものさえ選べば、
十分美味しいし、飲みやすくて食事ともあわせやすい、気軽に飲めると言う意味では非常に優れた商品
だと言うこと。


TPOにあわせて多種多様なお酒を飲み分けるのが粋な酒飲みってもんだと思いますが、
シャンパンはただ祝い酒に適しているお酒というだけでなく、
それ単体でじっくり味わうのにも適した優れたお酒だからこそ高めなんだということも知ってもらえればなって思います。


まだまだ自分もシャンパン初心者なので、今年はシャンパンバーみたいなとこでもっと経験積みたいなとも思ったり。
近いうちにここ1年で飲み漁ったシャンパンの中から個人的にいいなーって思ったものをまとめてみようと思いますのでお楽しみに?