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おいしけりゃなんでもいい!

身近にある美味しいものを探したい。おいしけりゃ、なんでもいいんだけれど。

カクテルでもストレートでも美味しい!おすすめのジンをひたすら挙げていく。

「おいしけりゃなんでもいい!」をコンセプトに生きている筆者ですが、
中でも一番好きな飲食物はお酒。


ブログではこれまでシャンパンついて語っただけでしたが、
どちらかというスピリッツ(蒸留酒)と呼ばれるお酒が一番好き


ウイスキー、ラム、ブランデー、テキーラなんでもござれだったりします。
ちなみに醸造酒は身体があまり受け付けないので知識はほとんどナシ。



というワケで今回はその界隈では密かにブームを起こしているジンについて書こうかなかなと。
あんまりマニアックになりすぎないよう、
ジンにそこまで精通していない人が見て面白くなるように心掛けていこうと思います。


今回は細かいことは抜きにして、
実際に僕が体験したことのあるジンの中から、
初心者の人でもぜひジンの奥深さを知ってもらいたいというコンセプトでセレクトしてみました。



ぜひお試しあれ♪

そもそもジンとは?

「ジンといえばジントニックに使うお酒、強いお酒だよね?」くらいの知識しか持ち合わせていない方もいるかもしれませんので、
とりあえずジンのざっくりした解説から入りますね。


「そんなの知ってるよ」っていう方は次の項からご覧ください。

ボタニカルのエッセンスを含んだ蒸留酒

ジンはものすごく簡潔に言うと「植物由来のエッセンスを蒸留のさいに加えたお酒」です。
誤解を招くいい方をあえてすればウォッカや焼酎を作るときに植物を放り込んで作っているくらいに思っていただいていいと思います。


ジンの特徴は植物由来の香り。人によっては薬草っぽいとかクセがあると表現するその香りにあります。
主にセイヨウネズノミと呼ばれる松脂のような香りのする植物をメインに、
ブランドごとにさまざまなスパイスや香草、フルーツの香りを抽出して独自の味わいを生み出しています。


この独特の香りがジンに多様性を与えると共に、
ジントニックなどで他の材料とあわせることで複雑な風味を表現できるようになっているわけです。

もともとはオランダで生まれた

昔からあるお酒には嗜好品としてよりも薬用として生まれたものも多くあります。
実はジンももともとはオランダで薬として生まれたお酒。


解熱・利尿用薬用効果があるセイヨウネズノミを用いたジェネバと呼ばれるオランダのお酒が起源。


ジンは「オランダが生み出し、イギリスが洗練し、アメリカが大成させた」などとも言われるように、
オランダで生まれた後イギリスでよりドライで飲み口の良い"ロンドン・ドライジン"として商品化され、
カクテルブームも相まってアメリカで爆発的に知名度を広げたとも言われています。


もともとジンの大成はカクテルブームによるものも大きかったのですが、
今ではイギリスやオランダのならず、日本やドイツなど世界中で高品質なジンが生み出され、
ジンをそのままストレートやロックで楽しむ飲み方も広く推奨されるようになりました


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後ほど詳しく紹介する日本の京都で生産され販売されたジン「季の美」



洋酒業界ではちょっとしたプチブームがきているとも言われているんですね。

ジンの種類

ジンの種類は大きく分けて4種類。
ドライジン、ジェネバジン、シュタインヘーガー、オールドトムジンです。




ドライジンは糖度を持たないイギリス生まれの洗練されたジン、
ジェネバジンはオランダ生まれのもともとのジンでドライジンと比べると少しクセも強いですね。



シュタインヘーガーはセイヨウネズノミそのものを発酵・蒸留して作るお酒、
オールドトムジンはドライジンに砂糖を加えて飲みやすくしたもので、
まだドライジンの製法が確立しきっていなかった頃にはそのクセをマイルドにするために好んで飲まれていたと言われています。



今回の記事では主にドライジンを中心に紹介して参ります。

オススメのドライジン

タンカレーNo.10

タンカレーはロンドンドライジンの中でもとりわけドライでキレのある洗練された味わいが特徴で、
ドライジンファンの中では好きな人の多いブランドです。



なかでもタンカレーNo10はタンカレーはラインナップの中ではプレミアムアイテム。


タイニーテンと言われる特殊な装置で作られるナンバーテンは、
通常のタンカレーよりも繊細ながら華やかでエレガント。味わい深さのある逸品


カクテルにしても冷やしてストレート、ロックでも美味しいジン。筆者も大好きなジンです。
ちょっと前にボトルの形が変わってしまって、



昔の方がスリムでカッコよかったんですが味は変わってないみたいなので一安心。
ぜひ試してみてほしい一本です。

No.3 ロンドンドライジン


ワイン商であるベリー・ブラザース・アンド・ラッド社が贈りだした高品質ジンがこちら。


まだジンのプチブームが起こるかどうかの時期に発売されたこのジンは、
当時としてはじんの中では抜けて高い値段で「なんだこれは」と思ったものでしたが、
飲んでみたらその実力にうなずかざるおえない仕上がり


いやらしくないジュニパーベリー(セイヨウネズノミ)の香りにシトラス系のフルーツの香りが追いかけてきて非常に複雑。
おそらくもともとのお酒の部分も丁寧に作っているのか、
飲み心地はとてもいいのにしっかり口内に広がっていく感じがあって美味しい。


正統派のロンドンドライジンの中では群を抜いた華やかさとポテンシャルを持っているように思います、

エギュベルジン

プロバンス地方のトラピスト派エギュベル修道院で作られているエギュベルジン。
フランス産のジンは今ではそこまで珍しいものではありませんが、比較的昔から作られていたこのジンはジン好きの間では密かファンも多いジンです。


ほのかに甘さを感じるクセの少ないジンで、ジン嫌いな型にもオススメの一本です。


昔から押されを作っていたエギュベルはジン以外にもリキュールをはじめ様々なお酒を造っていますが、
今は別の会社がレシピとブランドだけ引き継いで、修道院では作っていないそうです。


ちゃんと修道院で作られていたころのもにはAyguebele(EじゃなくてA)と書かれていて、
以前その時代のものを飲ませ貰ったことがあるんですが、今のモノとはだいぶ違う味がしました。



お酒は資本や原料、世情によって同じブランドでも味が突然変わったりするのが面白くもあり悲しくもあるんですよね。

ヘンドリックスジン

ヘンドリックス ジン 44度 700ml

ヘンドリックス ジン 44度 700ml

割と最近発売された、プレミアム系のジンの先駆けだったように思います。


中でも風味づけにきゅうりを使っているのが特徴で、確かに瓜っぽい香りが広がる不思議なジンです。
僕は正直苦手なのですが、根強いファンのいるジンで、
特にきゅうり好きに試してもらいたいジンですね。


かっぱハイ(焼酎の炭酸割にキュウリスライスをいれたもの)を焼酎ではなくジンで作ってみるのも面白いかも?


モンキー47

モンキー47 ドライジン MONKEY47 DRY GIN 500ml

モンキー47 ドライジン MONKEY47 DRY GIN 500ml

個人的にはプレミアムジン、味わうジンの評価をぐっと引き上げるきっかけとなったジンだと思います。


ドイツで作られているジンで、やはり職人気質な人が多いのか、
異常な拘りによって作られているので味ももはやジンと呼んでいいのか分からないくらい美味しいです。


47種類の植物のエッセンスを抽出した複雑な味わい。あまりジン特有のヤニ臭さは感じないフルーティで繊細な味です。
中でもクランベリーを使っているためほのかに甘酸っぱい香りがたまりません。


そのままチビチビなめて美味しいジンです。

バスタブジン

マスター オブ モルト バスタブ ジン 700ml

マスター オブ モルト バスタブ ジン 700ml

その昔、ジンは風呂桶で香草の香りを作られていたと言われています。


そんな伝統的な?ジンの作り方を真似る・・・ことはさすがにしていませんが、
古くから存在したジンに敬意を払って名前が付けられたジンがこちら。


特徴はボタニカルとして使われているシナモンやカルダモンの香りをはっきりと感じられること。
まるで焼き菓子のようなあまーい香りがふわりと広がるジンです。


しかしお味はドッシリ系。決して生易しいものではありません。このギャップがたまらないジンです。

ボビーズジン

ジン発祥の地であるオランダのスキーダムで作られているジン。


作っている人のおじいちゃんがもともとジンを作っていてその味を再現したと言われていますが果たしてどこまで再現しているのか・・・。
お味はシトラスの香りがしっかりときいています。


レモングラスをしっかり効かせたさわやかな香りが特徴で、飲み口は爽快。
そのままでも美味しいし、ジントニックやソーダ割りも最高です。


季の美

さまざまな芸術や伝統が根付く京都という街でジン造りに挑戦したいと言う想いから立ち上げられた京都蒸留所。
ここで作られているのが季の美です。


柚子や緑茶、紫蘇など和の香草をふんだんにとりいれて作られたジャパニーズジン。
繊細で優しい味わいにふんわりと香る和製ボタニカルの香りがマッチしています。


今注目のジンのひとつです。

The Kyoto Distillery – INSPIRED BY TRADITION


コーヴァルジン

コーヴァル ドライ・ジン 47% 500ml

コーヴァル ドライ・ジン 47% 500ml

洗練されたラベルが印象的なジンはアメリカはシカゴで作られています。


アメリカも最近は職人的な仕事でお酒を造るクラフトビールやクラフトジン、クラフトウイスキーなどが人気
このジンもそんな流れの中から生まれてきた。


クラフト酒は小規模生産が故にこだわりの味わいを表現できる反面、
まったく話にならない粗いお酒が混じっていたり、
実力はあっても認知度が低く日の目を浴びないものも多い。


その点ではこのコーヴァルは成功したジンと言えるでしょうね。日本にもしっかり輸入会社さんがついています。


ウイスキーなども作る同蒸留所は今世界で最も注目されているとも言われています。

ル・ジン

りんごのブランデー、カルヴァドス「クール・ド・リヨン」を作る会社が手がけたジン。


通常ブランデーに使用するりんごをジンのベースにするという奇想天外な発想?!ジンは普通穀物(麦とか)をベースにお酒を造りますが、
こちらはりんごをベースにしています。


繊細でやわらかく、嫌な雑味が出にくいフルーツのお酒。
香りもよく、そこにシナモンやジンジャーなど8種類のりんごとの相性もよいボタニカルを加えています。

絶妙なハーモニーを生み出す洗練された、新しいジンの形ですね。

ジンを楽しもう

ジンってこんなに種類あるんだ?
そこそこジン好きだけどこんなのみたことない・・・。

そんなジンもあったのではないでしょうか?
まだ僕も知らない、飲んだことないジンは山ほどあります。

それほど今ジンは日本でも一部のマニアに認められている一分野なんです。
皆さんもぜひ試してみてくださいね。


機会があればジンの楽しみ方を紹介する記事も別途で書けたらなーと思います。
ストレートにカクテルといった飲み方の幅はもちろん、
お肉やフルーツなど、意外と食べ合わせのバリエーションも豊富
で楽しいですよ。