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おいしけりゃなんでもいい!

身近にある美味しいものを探したい。おいしけりゃ、なんでもいいんだけれど。

個人的にとっても美味しいと思うおすすめタブレットチョコレートのブランドを愛をこめて紹介します

今空前のチョコレートブームが来ているように思います。
様々なチョコレートブランドが国内外問わず展開し、様々な商品が販売されています。



近年ではBean to Bar(自社でカカオ豆を直接仕入れ、加工したチョコレート)の流れも強くなり、
チョコレートの世界観は益々広がっています。



筆者は正直Bean to Barだから美味しいとは思っていないですし、
クーベルチュール(極力余分な添加のない製菓用のチョコレート)から作られるチョコレートのクオリティの高さや安定感も捨てがたいと思いますが、
その辺は"おいしけりゃなんでもいい"と言うことで、
今回は個人的にイチオシしたいタブレットのチョコレートブランドをご紹介したいと思います。



今回の記事は随時更新・追加・削除して参ります。
現時点での筆者の独断と偏見による、これはウマイと思うタブレットチョコレートのご紹介としてご理解くださいな。


なお、愛がこもっているので少し長いですがお付き合いください。笑


そもそもなぜダブレットなのか?

タブレットチョコレートとはこんな感じのチョコレート。

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身近なところでは明治の板チョコのようなイメージ。つまり板チョコのことです。
チョコレートにまつわるお菓子は本当に広範にわたり、同じブランドでも全てを網羅するのは至難の業です。


加えて近年のチョコレートブームでは、
カカオの品種や生産地を意識する動きが強まっていて
まるでワインにおける葡萄のようにチョコレートにおけるカカオが重要視されてきています。


そうなると必然的に商品として増えるのは、
余計なものを添加せずカカオ本来の個性を活かして作るタブレットや正方形のカレと言われるようなチョコレート。


特に見た目はシンプルながらある程度まとめて作れて、
かつ作り手の個性を範囲させやすいタブレット型チョコレートは注目される分野となりました。



最近では明治が発売したカカオにだわったチョコレートシリーズは爆発的なヒットに。


この商品は企画段階でお偉いさんから却下されたものを、
企画側が「あなたたちがターゲットじゃないんで」といって無理やり押し通して製品化されたという美談としても有名になりましたよね。

「明治ザ・チョコレート」 開発担当者が社内を説得した言葉に大反響 - ライブドアニュース



そんなことで今業界から注目されているタブレットチョコレート。
実際にいろいろ食べてみても、
シンプルが故に美味しく作るのが難しいな、と思うわけです。



個性のない別にこれじゃなくてもイイ感のするものが氾濫する中、
中には一口食べて「おっ」と思えるものも多いので、
今回はそんな衝撃を与えてくれて、今なお自分の記憶に残るタブレットチョコレートを紹介したいと思ったわけです。



なお、今再び食べたらどうなのかとか、その時のコンディション云々はとりあえず置いておいて、
食べた時に感じた「おいしい」というインスピレーションを尊重した紹介になりますことをここに記しておきましょう

アメデイ

アメデイはイタリア・トスカーナのチョコレートブランド。
極個人的にタブレット型の中では最も美味しいと思っているもののひとつです。


amedei.jp


カカオそのものの個性を活かそうとする昨今の潮流の中、
僕が思うにアメデイのチョコレートは良質な素材を用いたあくまで製菓としてのチョコレート


カカオを活かすだけでなく、
あくまで技術を用いて味わいをまとめ上げている感じがするんです。


アメデイのどのチョコレートを食べてもブレンド・バランスのとり方にすごく注力しているのが感じられるんですよね。
良い意味でカカオばかりを感じないと言うか、主張が強すぎない。
でも広がるフレーバーや余韻はしっかりとしていて繊細。計算されているなという感じがするんです。



アメデイのそんなコンセプトはノーヴェという商品にしっかりと表れています。

AMEDEI オンラインショップ / ノーヴェ
通常ではありえない9種類ものカカオをブレンドして作られたダークチョコレート


お酒とかにも幅広く合わせやすいんですよ。
最近の露骨なBean to Barはあわせるお酒をかなり限定する印象なんですが、
アメデイにはそれがない。


農産物であるカカオに磨き上げられた人の技術が加わっている至高のチョコレート。
僕は原料偏重主義はあまり好きではないので、
こういう完成度の高いチョコレートが一番の大好物。


残念ながら直営店は現在日本では展開しておらず、
オンラインショップのみでの販売。


アメデイ撤退は「日本人ってほんとにバカみたいにわかりやすいのが好きなんだよね。」って思ってしまった。
どこどこ産カカオとか、根本を言ったらどうでもいいんですよね。
完成したチョコレートが美味しいならそれ以上のことはないんです。僕はそう思うんだけどな。


ショコラトリー・モラン

僕が今最も注目しているブランドで、
南仏ドローム地方のドンゼールに1884年から続く老舗のチョコレートブランド、現在四代目になるショコラティエが展開するブランドです。



最近ではサロンドショコラでも常連になりました。
小さなブランドなのでアメデイやドモーリのような代理店がついて展開するというようなことはしていないようですが、
実店舗では代々木上原のカカオストアさんで販売されていました。

www.timeout.jp



このブランドの魅力は"酸味の魔術師"と別名を持つようにカカオの酸味を本当にキレイに表現するところ。


僕は何種類も食べ比べたわけではないのですが、
本当にフルーツの香料を練りこんでいるんじゃないか疑うほどの芳醇でやわらかい酸味が広がる、
とてもフルーティーなチョコレート
を作ります。



他のチョコレート菓子に使う食材も自分の畑で原料から栽培して作ると言うのですから、
生粋の頑固職人系ショコラティエなんだろうなと勝手に想像してます。


www.zeniyaselection.com

一応オンラインでも買えるところがあったのでリンクしておきます。


ドモーリ

海外の割とマニアックなチョコレートブランドの中では比較的認知度が高く、
ちょっとこだわりの食材屋さんとかに行くと取扱いも多いのがこちらのドモーリ


イタリア・トリノのチョコレートブランドです。


創業者であるジャンルーカ・フランゾーニ氏が、カカオ豆を厳選。
中でも世界で0.01%しか現存しないとされる希少種クリオーロ種をとりあげ自社のチョコレートに積極的に使った功績は業界内では有名な話。

世界的にみても今のBaen to Barの潮流の原点にあると言えるのではないでしょうか?
ドモーリ社のチョコレートはカカオ品種ごとの商品展開を中心に多岐にわたっており、
そこそこ大きいブランドでここまでカカオの持つ個性に注目しているのはおそらくドモーリくらい。


そのような意味からもカカオそのものをしっかりと見つめるというチョコレート作りに与えた影響は大きかったはずです。


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こちらは今手元にあったドモーリ中でもスタンダードなイルブレンド

イル・ブレンドは6種類のカカオ(スールデルラーゴ、リオカリーベ、サンビラーノ、アプリマック、テューナ、アッリバー)をブレンド、カカオ分を70%で調整したドモーリのフラグシップのひとつ。

原材料にこだわりながらも、ちゃんとブレンドで自社の味わい表現できる力があることを示しています。


個人的にはうすめのタブレットで口内で溶かしやすく、チョコレートの風味を感じやすい形状に好感が持てます。
繊細で風味豊かなドモーリのチョコレート。
唐辛子入りや塩入りといった変化球もあり、ラインナップが豊富なので飽きないのも魅力のひとつ。


パーティーなどで持ち寄って食べ比べるのも楽しいでしょう。


ドモーリ D-FUSION 6枚 (6種類×各1枚)

ドモーリ D-FUSION 6枚 (6種類×各1枚)


ミニマル

ミニマルは渋谷区富ヶ谷に本拠を置く日本のクラフトチョコレートブランドです。

mini-mal.tokyo


ミニマルはおそらく日本でもかなり早い段階で“Bean to Bar Chocolate”専門店として立ち上げられた、
日本におけるBean to Barのパイオニアとして個人的には認識しています。

自社工房でカカオ豆から板チョコになるまでの全工程(選別・焙煎・摩砕・調合・成形)を行い、
カカオの個性を最大限に活かした味わいを表現する事をコンセプトとしています。



ラインナップされる商品はカカオ豆の状態を鑑みてその都度変化し続けており
焙煎の具合や摩砕の加減で味わい表現を付けており、
香料は一切使わないのにビターやフルーティーなどのフレーバーを表現すると言う試みに、
メディアからも注目を集め一時期購入は困難になりました。



ここ一年くらいで分野に新規参入する事業者が増えたため、
顧客はだいぶ分散されている印象はありますが、
やはりイオニアとして日本でこの分野を切り開いた事実は尊敬に値するかと。



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こちらは僕が手元に持っていたミニマルのチョコレートのパッケージ。
カカオや製法の細かいデータが記されたシンプルなパッケージ。


ガーナのカカオを使っていること、甜菜糖のみを用いていることなどが記されています。



なお、
最近発売された明治のザ・チョコレートシリーズがミニマルのそれと酷似していると言うことが話題にもなり、
ミニマル側は公式サイトで「関わっていない」という声明を出すまでに至っています。

明治のザ・チョコレートがMinimalと激似? 公式サイトで「関わった事実ない」とコメント - エキサイトニュース


それほどまでに日本のチョコレート業界で注目されているお店なのです。
銀座支店の出店やサロンドショコラへの出店、業界内での賞の受賞など、
まだまだ今後も動向が注目されるブランドと言えるでしょう。


ぜひお試しあれ♪

個人的に注目・美味しいと思うタブレットを販売するチョコレートブランドを紹介して参りました。
チョコに精通した人なら誰もが知るブランドばかりですが、
逆に僕の好みも分かると思うラインナップなので、オススメがあれば教えてほしいですね!


チョコにそんなに詳しくないけど興味アリな方はぜひここに載せているモノを試してみてください。
マニアック過ぎないけどマニア受けもするところを攻めていますから、
ここを押さえておけばチョコレートファンとしては十分な経験が出来るはずです。



ではでは、
充実したチョコレートライフをお過ごしください!