おいしけりゃなんでもいい!

身近にある美味しいものを探したい。おいしけりゃ、なんでもいいんだけれど。

チビリチビリと飲んで味わいたいラム酒!おすすめのラムをひたすら挙げていく。

いよいよ夏本番に差し掛かる今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか?


筆者は相変わらずお酒三昧な毎日。
暑くなってきたからシャンパンやビールがうまいうまい



とはいえたまには蒸留酒も愉しみたいなー


でも夏場にウイスキーやブランデーはあんまり気が進まないし・・・。


そんな時にうってつけの蒸留酒と言えばラム。



外れもあるけど当たりもあってウイスキーやブランデーよりコスパが良いし夏っぽい
ジンやウォッカよりは味わってじっくり楽しめる。



ということで今回も細かいことは抜きにして筆者が飲んだことのあるラムの中から初心者にもある程度飲みなれた人にもオススメできる本当に美味しいラムをご紹介していきます


ラムの愉しみ方を広げよう

ラムというとどんなイメージを持っていますか?


おそらく日本で最も知名度のあるラム、バカルディ
居酒屋とかで使われているラムの大半はバカルディかと思われる。


人によってはお菓子に使う酒、海賊が飲んでそう、流行りのモヒートの材料etc....色々な印象をお持ちのことでしょう。


ラムと一口にいってもそのタイプは様々。
カクテルによく使われる無色透明のものから樽で寝かせたウイスキーのようなラム、バニラやシナモンでフレーバーをつけたラムなど。


いわゆる蒸留酒の単一ジャンルという意味では他のどのお酒よりも幅広いバリエーションがあるのがラムの魅力。


モヒートやダイキリのようにカクテルにしたり、製菓材料に使うのも良いのですが、
今回はあくまでもそれ単体でじっくり楽しめるラムを厳選してご紹介します。


今までラムに抵抗のあった方、カクテルでしか飲んだことのない方には騙されたと思ってここで挙げたラムにチャレンジして頂きたいですね!

そもそもラムってどんなお酒?

本題に入る前にラムについてザックリと。


ラムとはサトウキビのジュースや砂糖作りの副産物である廃糖蜜によって作られる蒸留酒。
カリブ海が発祥と言われていますがその出自は詳しくは判明していない部分も多く、その歴史について掘り下げるとキリがないためここでは割愛。


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おそらくサトウキビを加工中の写真?また、ラムはプランテーション、奴隷問題など負の歴史とは切っても離せない関係のあるお酒でもある。


大まかなタイプとしてはカクテルなどを中心に使われる無色透明のホワイトラム、短期間樽で熟成させて作られるゴールドラム、樽でしっかりと熟成させたダークラム、香料などを加えて作られるフレーバードラムに大別されます。



ウイスキーやブランデーと比べると製法に対する規制があまり無いお酒でもあり、それ故にフレーバードラムの記載が無いのに香料を加えて作られている・・・というようなケースも散見されます。



作られる土地柄もあるのでしょうが、おおらかで自由な気風の漂うお酒で、原則暑い場所で作られることもあってか夏向きのお酒というイメージも定着しています


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近年ラムの地位を押し上げているモヒートの存在も忘れてはならない。ただし今回の特集では蚊帳の外。笑

一方でこのおおらかな気質が幸いしてか微妙なクオリティのものに出会うことも少なくなく・・・
ウイスキーやブランデーのように国ごとに威信をかけて厳密に生産しているお酒とは異なるために正直ハズレが紛れているのには注意したいところでしょうか。

オススメのラムをひたすら挙げていく

ロンサカパ23年

ロン サカパ 23 箱入り 750ml

ロン サカパ 23 箱入り 750ml

ラムに少しでも造詣のある方であれば一度は飲んだことがあるでろうロンサカパ。


グァテマラの海抜2300mの高みで熟成されたラムはまろやかで芳醇。
気品にあふれた印象で、ある意味ラムらしくないラムです。
これをきっかけにラムにハマる人も少なくないとか。


ラムの中でも甘口の部類に入り、クセもなくスムース。
飲みやすいけれど20年を越えた熟成により得られた味わいは複雑です。


味わいから考えれば値段もリーズナブル。
ラムの奥深さを知るにはうってつけの入門編の一本と言えます。
はじめはぜひストレートでその芳醇な香りと味わいを愉しみましょう。


パンペロ アニヴェルサリオ

丸みを帯びた可愛らしいフォルムに皮袋という特徴的な見た目が印象的なラム。
ベネズエラにあるパンペロ社のフラグシップボトルです。


ラムもウイスキーなどと同様に国ごとに大まかな特徴がありますが、
ベネズエラのラムは比較的甘口でクセは無いながらも、ラム特有の香味を残した非常にバランスのとれたモノが多い印象。
実際にラムファンやプロからも高い支持を受けているものが多いようです。


パンペロ アニヴェルサリオは中でも中甘口の飲みやすい味わいの奥にラムならではのスパイシーさを含んだ銘酒。
値段も熟成タイプのラムの中では割安で、今回ご紹介するラムの中でもコスパはずば抜けているかと思います。

サンタテレサ1796

サントリー サンタ テレサ 1796 700ml

サントリー サンタ テレサ 1796 700ml

パンペロ同様ベネズエラのラム。
ラムらしい香味を残したベネズエラ産のラムの中では少し異質で、気品が漂うブランデーのようなラムです。


その秘密はソレラシステムと呼ばれる特殊な熟成方法と最長で30年を超える原酒をブレンドしていることにあります。
長い熟成を経た原酒が生み出す繊細で高貴な味わいはまさに絶品。


手間がかかっている分少し割高ですが、一度この味を知るともう他のお酒では満足できなくなる魅力がこのラムにはあります。
ぜひストレートでじっくりと香りと味わいを愉しんでください。

ロン・アブエロ 12年

アブエロとはスペイン語でおじいちゃんの意。
その名の通りおじいちゃんの絵がラベルに掲げられたパナマ共和国のラムです。


2009年、2010年サンフランシスコ・ワールド・スピリッツ・コンペティションでダブル金賞を受賞した名実ともに実力派のラム。

今で紹介してきたラムが甘口よりの飲みやすい系ラムだとするとアブエロはラムの平均的な甘みやクセをもったラムだと思います。
ドライルーツや紅茶、特有の酸味、クセといったラムならではの香味をしっかりと持っているため、
ラムとはこういう味なのだというのを認識するのにも適したラムかと。
しかも安い。

ディクタドール

スタイリッシュなボトルデザインからは一見ラムだとは分かりづらいようなコロンビアのラム・ディクタドール。


"独裁者(ディクタドール)"の名とは裏腹に味わいは繊細で芳醇、熟成感とラムらしい香味を持ち合わせたキレイな味わいのラムです。


熟成年数別の商品やフレーバード系の商品などバリエーションも多く、好みに応じて楽しめるのも魅力のひとつ。
個人的には20年が好きだったのですが気づいたら値段が高騰していて気軽には手を出せなくなってしまいました・・・


しかし味わいは一級品のラム。
ちびりちびりと愉しみたいラムをお探しの方にお試し頂きたいブランドです。


トロワリビエール

トロワリビエールはカリブ海西インド諸島の中のひとつでフランスの海外県にあたります。
原住民の文化とフランス文化の融合したいわゆるクレオール文化地域で、ここで生み出されるラムは今までご紹介したラムとは一線を画します。


フレンチラム(RHUM)と呼ばれる一ジャンルの中では代表銘柄とも言えるトロワリビエール。
フレンチラムの特徴は一言で表せばフランスを代表する蒸留酒であるブランデーの製法に則って作られることによる繊細で優雅な味わいにあり、
今まで紹介してきたラムと比べると辛口で繊細、複雑な香味が印象的です。

それ故にラムファンの中にはフレンチラム、中でもマルティニークのラムだけを偏愛する人もいるほど。


ラムに慣れてきたけどまだフレンチラムは試したことのないという方、ラムの新しい境地を体験してみたい方にはぜひ一度試して頂きたい銘柄です。


あのシャア・アズナブルが愛飲したラマニー

ラマニーもまたカリブ海の仏領マルティニーク島のフレンチラムです。
フレンチラム特有の紅茶のような甘い香りと味、そしてわずかな酸味を伴うようなフルーツ感が魅力のラマニー。


こちらのラムをオススメする理由は味以外にももう一つ。


それはこのラムが“機動戦士ガンダム THE ORIGIN”にてあのシャア・アズナブルがラマニーを飲んでいるシーンによって一部の人たちの間で一躍有名となったラムだからです。


現在においてもラマニーは一部のガンダムファンとラム愛好家を中心にしか知られていない銘柄ですが、日本を代表するサブカルチャーであるガンダムの、中でも人気の高いキャラクターが飲んでいたラムとして外せない銘柄です。もちろん味わいも非常に優れています。


なお劇中で飲まれていたラマニーは現在発売されていないボトルのようで、まったく同じものを嗜むことは難しいかもしれません。

製菓用マイヤーズラム

最後にご紹介するのはラムの中では知名度も高いマイヤーズラム。一般的に手に入りやすく、お菓子つくりにも適していることからご自宅にもあるという方もいらっしゃるかもしれません。


正直マイヤーズラム自体は雑味も強く、そのまま飲んで「美味しい!」と言えるレベルのお酒では無いと思いますが、今回ご紹介するのは製菓用として販売されている特殊なマイヤーズラム。


洋菓子により適したラムを目指して特殊な配合で作られているマイヤーズラムで、他にも種類がありますが通常バージョンよりお酒としてみても美味しいと思います
むしろ洋菓子に使うのにはよほど拘りのあるパティシエさんでもない限り普通のマイヤーズで十分な気がするので、飲む用としてこちらを一般販売してほしいくらいです。


味のしっかりとしたカクテルを作るのにも適していて、冬などはホットなカクテルに、夏場ならそれこそモヒートやラムコークを作って見たいところです。

この夏、ラムを嗜んでみませんか?

今回ご紹介してきたラムは"夏に向けて"というコンセプトはあるものの、パーティーシーンで「ウェーイ!」な感じで飲む物ではありません。
どちらかというと夜中に静かなところでじっくりグラスを傾けたいタイプのものが多いと思います。


たかがラム、されどラム。
今やラムは非常に高品質なお酒として世界中から注目されています。
これを機に皆さんもぜひラムの持つ魅力を感じてみてください。



なお夏向きのお酒ということであれば以前にまとめましたジンシャンパもオススメ。
興味のある方はこちらも参照頂ければと思います。

bollet.hatenablog.com

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