おいしけりゃなんでもいい!

身近にある美味しいものを探したい。おいしけりゃ、なんでもいいんだけれど。

美味しいを感じたシャンパンを記録していく②「ルイ・ニケーズ ルイ・パル・ロール 2008」

僕はシャンパンが好きですがそんなに日々シャンパンを口にできる機会に恵まれてはいません。
世間一般の平均から考えれば、人よりは飲んでいると思いますが、シャンパンファンの方々と比較したら手も足も出ないレベルです。


そんな筆者にとって"美味しいを感じたシャンパン"に出会えることはとても貴重な経験です。
先日は日本に200本程度しか輸入されていない貴重なシャンパンを飲む機会に恵まれました。


それが"ルイ・ニケーズ ルイ・パル・ロール 2008"。


前回ご紹介したフランソワ・スコンデのクラヴィエに勝るとも劣らないここ数か月で非常に美味しいと感じたシャンパンでしたので、久々にシャンパンのご紹介をさせて頂くことにしましょう。

bollet.hatenablog.com

新進気鋭の作り手、ルイ・ニケーズ

ルイニケーズは新進気鋭の作り手であり4代目ルイニケーズとして活躍するロールとその夫であるクレモンによって率いられるシャンパーニュです。
クレモンはシャンパン界の中でも特に評価が高くお値段も高い通好みのジャックセロスで栽培や醸造に携わった経験のある実力派
外からの新しい風を取り入れ、新しいスタイルを確立しつつある作り手でもあり、今非常に注目されているブランドでもあります。


もともとスタンダードのレゼルヴを飲んだことがありましたが、値段帯の割にしっかりとした味と良い意味での粗さのようなものを感じ、大手の作り手にはないフレッシュでエネルギッシュな味わいに好印象を持っていました。


しかしこの手の小さな生産者は味のブレも大きく、逆に言えばブレをいかに抑えられるかも実力の内。
今年になってひさびさにレゼルヴを飲んだ時に、正直「うーん・・・」と思ってしまったんですよね。
なんというか、粗さだけ残ってエネルギッシュな部分がどこかにいってしまった印象を受けていたんです。


そんなこともあり、今回ルイニケーズの限定ボトルに巡り合ったときも正直そこまで乗り気ではなかったのですが、一度好印象を持った作り手の気合の入ったボトルということもあり挑戦することに・・・。


そして結果は大成功だったというワケで、今回ここでご紹介するに至ったというワケです。

ルイ・ニケーズ ルイ・パル・ロール 2008

"ルイ・ニケーズ ルイ・パル・ロール 2008"はオーヴィレ村(ルイニケーズの拠点)特有の石灰質土壌で仕上げたシャルドネを80%、砂利質の畑で育った優れたピノ・ノワールを20&の割合でブレンド。

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実際に飲んでみるとルイニケーズ特有の香味が感じられる。この作り手には個人的にはマスカットのような香りに感じられる香味が他のシャンパンより強く出るんですよね。
おそらくこれがミネラル感なんだろうか、とも思っているんですが、本来シャルドネの比率があがるとミネラル感は強まるはずなんだよなー。これはシャルドネ比率の少ないレゼルヴよりもその風味は穏やかなのが面白いんですよね。


ルイニケーズのスタンダードライン・レゼルヴと比べると熟成感もありリッチなボディで、荒々しさの少ない洗練された味わいが印象的。口当たりもやわらかく、しっかりと味わいが広がっていく。それでいて重すぎない印象でしょうか。僕が好きな傾向の味わいです。

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ボトルネックにはしっかり2008のヴィンテージ表記が。
シャンパンは通常様々な年のワインをブレンドしますが、特別いい出来であれば単一年でボトリングすることも。それだけ自信があると言うことです。



ルイニケーズは日々進化を続ける気鋭の作り手としてメディアやグルメな方々にも注目されているシャンパン。
まだまだ粗削りな部分もあるとは思うんですが、ワンランク上のものを試せたことで今後も注目し続けたい作り手だなと再認識しました。


より美味しく完成度の高いシャンパンを目指して頑張ってほしいですね。

ルイニケーズ、皆さんもぜひ!

残念ながら"ルイ・ニケーズ ルイ・パル・ロール 2008"は国内入荷がかなり少なく、もう在庫は残っていない模様です。
しかしワンランク上のボトルだけにお値段も少しはりますから、興味のある方はぜひリゼルヴからお試し頂ければと思います。

筆者は試したことはありませんが、他にもアマゾン経由で購入できるボトルもあります。

ぜひ特別な日のシャンパンにしてみてくださいね。